2019年8月30日にBeat Saberのバージョン1.3.0が配信されました。リリースノートはこちら。
今回のアップデートで、大半のModは更新が必要になっています。BSMGでアナウンスされている通り、古いModをインストールすると正常に動作しないだけでなく、今後問題が発生する恐れがあるので注意してください。
現環境のMOD導入方法を本記事にまとめておきます。
※19/10/17追記:1.4.2も同様です。
はじめに
手動 or インストーラー
Modのインストールは、手動で行う方法と、インストーラーを利用する方法があります。
はじめての方は、まず手動で導入してみてください。ある程度構成を把握しておいた方が、設定時やトラブルが発生した際に対処しやすくなります。
Modの更新や追加、本体アップデート後の再導入は、インストーラーの利用をオススメします。
※いずれにせよ、承認されていないModは手動で入れる必要があります。
SongCoreなしでもカスタム曲はプレイ可能
v1.1.0アップデートのタイミングで、Modのカスタム曲は公式と同じフォーマットに変更されました。(json→dat、ogg→egg)
つまり、単にカスタム曲をプレイするだけならSongCoreの導入は不要です。
現在のBeatSaverでダウンロードした譜面は、解凍して下記のフォルダに入れるだけで(一部を除き)バニラ環境でもプレイできます。
Oculusの場合: ~\Oculus Apps\Software\hyperbolic-magnetism-beat-saber\Beat Saber_Data\CustomLevels※「steamapps」や「Oculus appps」は、保存先を変更していなければ「C:\Program Files (x86)」内にあります。
Mapping Extensions必須の譜面は、バニラではプレイできないので注意してください。(Mapping Extensionsを導入すると、ノーツ角度やレーンの制限を取り払った譜面をプレイできます)
でも導入したほうが色々便利
バニラだとプレイリストを利用したり、曲順を並べ替えたりすることができません。ゲーム内でカスタム曲をダウンロードする機能も存在しないため、何かと不便です。
これらの機能を実装するModは、前提としてSongCoreが必要になります。快適に遊ぶためには必須ともいえるプラグインなので、導入を強く推奨します。
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事前準備
導入方法に関わらず、本体のインストール/アップデート後は、Modを入れる前に必ず一度ゲームを起動してください。
これを怠ると二度手間になります。(一度も起動せずにModを導入した場合、BSIPAによる本体アップデート時の処理でModが削除/隔離されます)
うっかり忘れてしまった場合は、Modを再導入してください。
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Mod導入方法
インストーラーで導入する
Mod Assistantなどのインストーラーを使って、最新バージョンのModを導入します。
詳細は以下の記事をご覧ください。
手動で導入する
必須のBSIPAと、SongCore+依存Modの導入方法を記載しておきます。
その他のModは、各自必要なものを導入してください。
Modのダウンロード
下記のModをダウンロードしておきます。
- BSIPA
- SongCore
- BS Utils
- CustomUI
- Ini Parser
BSIPAの導入
ダウンロードしたzipファイルを解凍して、中身の「IPA」フォルダと「IPA.exe」と「IPA.exe.config」を、Beat Saberインストールフォルダにコピーします。
コピー元
- 「IPA」フォルダ
- IPA.exe
- IPA.exe.config
コピー先
- Beat Saber インストールフォルダ
Oculusの場合: ~\Oculus Apps\Software\hyperbolic-magnetism-beat-saber
次に、IPA.exeを実行してパッチをあてます。
インストール先の「IPA.exe」をダブルクリックしてください。
コンソールウィンドウが開きます。
最後の行に [Press any key to continue] と表示されたら適当なキーを押して完了です。(Enterでもスペースキーでも何でもOK)
SongCoreの導入
ダウンロードしたzipファイルを解凍して、中身の「Beat Saber_Data」フォルダと「Plugins」フォルダと「songe-converter.exe」を、Beat Saberインストールフォルダにコピーします。
コピー元
- 「Beat Saber_Data」フォルダ
- 「Plugins」フォルダ
- songe-converter.exe
コピー先
- Beat Saber インストールフォルダ
SongCoreの依存Modの導入
ダウンロードした以下のzipファイルを解凍して、中身をBeat Saberインストールフォルダにコピーします。
- BS Utils
- CustomUI
- Ini Parser
コピー元
- BS Utilsの「Plugins」フォルダ
- CustomUIの「Plugins」フォルダ
- Ini Parserの「Libs」フォルダ
- Ini Parserの「Plugins」フォルダ
コピー先
- Beat Saber インストールフォルダ
動作確認
ゲームを起動し、上記画像のようにアルバムリストの右側に「Custom Maps」と「WIP Maps」があれば、ひとまず導入完了です。
プレイリストを追加すると、更に右側に表示されます。 ※要BeatSaberDownloader
以下のような場合は、どこかで手順を間違えている可能性が高いです。
- WIP Mapsが存在せず右端のアルバム名が「Custom Levels」のままになっている
- 「Custom Maps」と「WIP Maps」の両方とも存在しない
試しにインストーラーを使ってみてください。
カスタム曲の導入
カスタム曲の追加方法は複数あります。
- 手動で導入
- Mod Assistantでワンクリックインストール
- BeatDropから導入
- ゲーム内でダウンロード
好きなやり方で導入してください。
手動で導入
BeatSaverにアクセスし、カスタム曲をダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを解凍したら、中身のフォルダをBeat Saber_Data内の「CustomLevels」フォルダに入れてください。
「CustomLevels」フォルダは、以下の場所にあります。
Oculusの場合: ~\Oculus Apps\Software\hyperbolic-magnetism-beat-saber\Beat Saber_Data\CustomLevels
Mod Assistantでワンクリックインストール
Mod Assistantを使えば、BeatSaverからワンクリックでカスタム曲を導入できます。
解凍やフォルダ移動の手間が減るのでオススメです。
詳細は以下の記事をご覧ください。
BeatDropから導入
「BeatDrop」を利用して、カスタム曲を導入する方法です。
Beat Dropは、Beat Saberのために作られたiTunesのようなアプリケーションで、アプリ内からワンクリックでカスタム曲を導入可能です。
プレイリストの作成・編集機能も便利。
ゲーム内でダウンロード
「BeatSaverDownloader」というプラグインを導入すれば、ゲーム内でカスタム曲を追加し、その場でプレイできます。
プレイリストを使って、複数の曲を一括でダウンロードすることも可能です。
カスタム曲がうまく導入できなかった場合
Beat Saber v1.1.0より前のバージョンからアップデートされた方は、カスタム曲のファイル形式を変換する必要があります。
自作譜面の作成時など、旧フォーマットのカスタム曲を導入したい場合も同様です。
コンバート(変換)手順は以下の記事をご覧ください。
コメント
ここの記事をみてMODの導入が無事できました。
ですが、200曲あったうち50曲くらいしか導入されてませんでした。
なにか原因とかわかりますか?
200曲ということは、はじめてのMOD導入ではなく前バージョンからのアップデートでしょうか。
カスタム曲は、すべて現行(変換完了後の)BeatSaverからダウンロードしたものですか?
導入後、CustomLevelsフォルダの隣に「CustomLevels+数字」のフォルダが作成されていませんか?
導入できなかったカスタム曲のフォーマットを確認してみてください。datファイルが含まれていない場合は、変換が必要になります。コンバート方法はこちらを参照してください。
早速試してみました!
コンバート手順もわかりやすく、すべての曲ができるようになりました。
本当に助かりました!ありがとうございます!!
解決して何よりです!
いつもお世話になっております。
MOD自体は問題なく入れれたのですが、再生中にシステムボタンを押してもメニュー画面も出ず曲自体も止まらなくなりました。何が原因でしょうか・・?
ボタンを押すとホーム画面には戻ります。
アンインストール後にModを再導入してみてください。アンインストール後に手動でゲームフォルダを削除(またはリネーム)するのもお忘れなく。
いつも参考にさせていただいています。
Win10とRift Sの環境でプレイしていますが、1.3.0になってからBSIPAを入れた時点でコントローラが振動しなくなる、ポーズメニューが出なくなるという事象が発生しています。
1.2.0までは全く問題ありませんでした。
ローカルセーブデータ含めて完全にアンインストールした状態からビーセイを再インストールしました。
バニラの時点では正常でしたが、Mod Assistant1.0.25でBSIPA3.13.2のみ導入した時点で事象が発生しました。
これが振動の設定なのかは分かりませんが、setting.cfgのcontrollersRumbleEnabledはtrueになっています。
BSIPA時点で発症してしまうため途方に暮れています。
何か解決策に心当たりがあれば教えていただけないでしょうか。
状況やご利用環境を詳しく書いていただきありがとうございます。大変助かります。
settings.cfgの”controllersRumbleEnabled”は、お察しのとおりコントローラーの振動項目です。設定は大丈夫そうですね。
Rift Sをご利用とのことなので、振動やポーズメニューの問題はいずれもOculus特有の症状かもしれません。(USBコントローラーの帯域幅不足など)
BSIPA導入直後に発生している点が少々気になりますが、以下の方法で改善する可能性があります。
ご返信ありがとうございます。
起動オプションの設定で無事解決しました。
オプションを付け外ししてみるとルーム設定が全く別の位置に変わるなど、今までとは別の場所の設定を参照するような動きをしていました。
完全に行き詰まっていたため助かりました。
重ね重ねありがとうございました。
ご連絡ありがとうございます。無事解決して何よりです!
ちなみに「-vrmode oculus」は、SteamVRを利用せずOculusモードでゲームを起動するための設定です。
ルーム設定に変化が見られたのは、実際に参照先が異なるのが原因と思われます。
OculusデバイスでSteamを介してビートセイバーをプレイする際は、SteamVRのせいでトラッキングが飛びやすくなる場合もあるので、基本的に上記の起動パラメータを設定しておいた方がいいのかもしれません。
どこにもなかった情報なので。
現在の最新版BeatSaber(1.30)の場合、ModAssistantそのままではいけません。
本体のダウングレードが必要でした。
Steam上にあるBeatSaberを右クリック→プロパティ→ベータと進み、
参加希望にベータにて「legacy1.29.1~」を選択。
するとダウングレードが可能。
この状態で初めてModAssistantにてModが導入可能となりました。