Beat Saber v1.1.0から非公式カスタムソングのファイル形式が変わり、公式と同じDATファイルやEGGファイルに統一されました。
これにより、一部を除きバニラでもカスタム曲をプレイすることが可能になったわけですが、旧フォーマット(JSON, OGG)で構成された譜面は、そのまま「CustomLevels」フォルダに入れても読み込まれません。
v1.1.0より前のバージョンからアップデートしたとき、あるいは何らかの理由で旧フォーマットの譜面を利用したいときは、カスタム曲のコンバートが必要になります。
譜面を自作する際も同様です。2019年9月1日時点では、現行の非公式3Dエディター「Mediocre Mapper」や「EditSaber」は新しいフォーマットに対応していません。
まずはjsonで譜面を作成し、テストプレイ前や完成後にdatファイルへ変換してください。
必要なもの
変換には「Songe Converter」を利用します。
- 個別に変換したい ⇒ 「Songe Converter」だけあればOK
- 一括で変換したい ⇒ 最新の「BSIPA + SongCore」が必要
Songe Converter自体は、ほぼ必須と言えるModの「SongCore」に同梱されているので、みなさんのゲームインストールディレクトリには既に「songe-converter.exe」が入っているはずです。
今後のアップデートなどで同梱されなくなった場合は、以下のページからダウンロードしてください。
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カスタム曲のコンバート手順
個別に変換する
「info.json」を含むカスタム曲のフォルダを、「songe-converter.exe」に直接ドラッグ&ドロップしてください。
複数のカスタム曲を一括で変換する
SongCoreを導入した状態でゲームを起動すると、songe-converter.exeによって「CustomSongs」フォルダ内に含まれているカスタム曲のフォーマットは自動で変換されます。
ゲームを起動してメニュー画面に進むと、こんな感じでコンバートが開始されます。
具体的には、以下の手順で一括コンバート可能です。
- 手動またはインストーラーを利用して、BSIPA+SongCore+依存Modをすべて導入
- Beat Saberのインストールディレクトリに、今まで通り「CustomSongs」フォルダを用意して、変換したいカスタム曲を入れておく
- ゲームを起動すると「CustomSongs」フォルダ内のカスタム曲が読み込まれ、一括で変換される
変換されたカスタム曲は、Beat Saber_Data内の「CustomLevels」フォルダに移動します。
(ID名のフォルダにしていた場合、カスタム曲のファイル名が「ID “曲名”」に変わり、中身を見るとDATファイルとEGGファイルが追加されていると思います)
そしてコンバート前に「CustomLevels」フォルダに入っていたカスタム曲は、「CustomLevels〇〇〇〇(〇〇の部分は数字)」に収納されます。
変換後に一部の曲が消えてしまった……という方は、当該フォルダを確認して中身を「CustomLevels」フォルダに戻してください。
以上です。
コメント
自作譜面をdatファイルに変換し、フォルダーをcustomlevlsの中にいれても、ビートセイバーを起動して確認出来ず、ビートドロップでプレイリストに入ようとするとクラッシュします。どうしたら良いでしょう?
各ファイルの記述内容に問題がないか確認してください。稀ですが、変換に失敗するケースもあります。
度々質問すみません
当方パソコンはあまり得意ではなく、ファイルの記述内容というのは文字列の事でしょうか?またこんな素人が確認してわかるでしょうか?
info.dat等をテキストエディタで開くと表示される文字列ですね。
ちょっと難しいかもしれません。
こちらで確認しましょうか?差し支えなければzipに圧縮したファイルを添付の上、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
ご連絡いただき、問題解決しました。
※infoの未記入部分(songSubName、songAuthorName)、日本語が含まれていた箇所の修正で改善