PUBGはPCの要求スペックが高く、プレイ環境によっては時々カクついたり処理落ちが気になることも。
そういった場合はグラフィック設定を調整しますが、設定を最適化する際にfpsを表示できると作業が捗ります。
ゲーム画面にfpsを表示させる方法は色々とありますが、それぞれ特徴があって好みがわかれるところです。
どれを使ったらいいか分からない方は、記事の最後に用途別おすすめ方法を紹介しているので参考にしてみてください。
GeForce Experienceの機能を使用
グラフィックボードがGeForce(NVIDIA)であれば、GeForce Experienceの機能を用いてfps表示が可能です。
特徴
- NVIDIAユーザーであれば既に導入済みの場合が多いので、気軽に使える。
- GeForce Experienceにサポートされていないゲームでは利用できない。
設定方法
インストールされていない場合は、下記のリンクからダウンロードしてください。
GeForce Experienceを起動したら、画面右上にある歯車アイコンをクリックしてください。
設定画面が表示されたら、「全般」項目内の「ゲーム内のオーバーレイ」が有効になっていることを確認します。初期設定では有効になっているので特に弄っていなければ問題ないと思います。
次に、画面右上の先ほどクリックした歯車アイコンのとなりにある三角形のアイコンをクリックします。
オーバーレイが表示されるので、大きい歯車アイコンをクリックします。
ホームが表示されたら、「HUDレイアウト」をクリックします。
FPSカウンターをクリックして、表示したい位置を選択してください。
以上で設定は完了です。
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Steamの機能を使用
Steamにもデフォルトでfpsを表示する機能が備わっています。
特徴
- Steamのゲームであれば、簡単な設定だけで使える。
- ゲームを再起動しないとフレームレート表示の設定が反映されないため、プレイ中にON/OFFを切り替えられない。
- FPSの表示サイズがかなり小さい。
- Steamのゲーム以外は利用できない。
設定方法
Steamを起動したら、左上の表示タブから設定を開きます。
設定画面が表示されたら、「ゲーム中」をクリックします。
「ゲーム中のフレームレート表示」のオフになっているところをクリックして、表示したい位置を選択してください。
その下にある高コントラストカラーにチェックをいれると、文字がグリーンの蛍光色になり、文字背景に半透明の黒いレイヤーが追加されます。
デフォルトのままだと相当見づらいのでチェック推奨です。
以上で設定は完了です。
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Fraps
ゲーム画面を録画したり、静止画をキャプチャする際に使われるソフトですが、fps表示機能もついています。
特徴
- シンプルな機能で比較的使いやすい。
- 無料版は機能に制限があり、録画できるのは30秒以内&ロゴが入る。(fps表示するだけなら関係なし)
- GeForce ExperienceやSteamで対応していないゲームでもfps表示可能。
設定方法
下記のリンクからダウンロードできます。
Download Fraps 3.5.99 Setup (2.2 MN)をクリックします。
setup.exeがダウンロードされるので、ファイルを起動してください。
特に設定する項目もないので、I Agree→Next(保存先を変更したい場合は指定)→Install→Closeと順に押していってください。
インストールが完了したら、Frapsを起動します。
FPSタブをクリックすると、以下のような画面が表示されます。
Overlay Hotkeyは、fps表示のON/OFFを切り替えるためのキーを設定することができます。初期設定では”F12キー”が登録されています。
ON/OFFを切り替えるつもりがなく、常に表示したい場合はDisableを押して”None”にしてください。
次に、Overlay Cornerでfps表示したい位置を選択します。
となりのHide overlayは、チェックを入れるとfpsが表示されなくなります。
以上で設定は完了です。
MSI Afterburner
オーバークロックのお供に有名なソフトです。
fpsの表示だけでなく、メモリ使用率、GPUの温度、使用率、ファン回転速度など、さまざまな項目が計測できます。
画面に表示する文字の色やフォント、サイズなども自由に変更可能でカスタマイズ性が高いです。
特徴
- とにかく高機能。
- fps以外にも色々と画面に表示できる。
- すべての機能が無料で利用できる。
- fps等をオーバーレイ表示するために必須のソフト「RivaTuner Statistics Server」は日本語非対応(各項目の設定は当サイトで解説しています)
- GeForce ExperienceやSteamで対応していないゲームでもfps表示可能。
設定方法
下記のリンクからダウンロードできます。
画面中段左のDOWNLOADSタブを選択して、Download Afterburnerをクリックします。
ダウンロードされたzipファイル(MSIAfterburnerSetup.zip)を解凍します。
解凍したフォルダにMSIAfterburnerSetup430.exeが入っているのでインストールします。
インストールの際、コンポーネントを選択する画面ででてきます。
MSI AfterburnerとRivaTuner Statistics Serverの両方にチェックが入っていることを確認してください。RivaTuner Statistics Serverもインストールしないとオンスクリーンディスプレイでの表示(オーバーレイ表示)ができません。
環境によっては、RivaTuner Statistics Serverのインストール時に以下のようなエラーが発生することがあります。
このようなダイアログが表示される場合は、詳細情報をクリックするか下記リンクにアクセスして最新(Beta版)のRivaTuner Statistics Serverをインストールしてください。(2017/10/01時点でのβ版の最新バージョンは7.0.0です)http://www.guru3d.com/files-get/rtss-rivatuner-statistics-server-download%2c14.html
インストールが完了したら、MSI Afterburnerを起動します。
歯車のアイコンをクリックします。
プロパティが開くので、モニタリングタブを選択します。
アクティブハードウェア監視グラフの中から「フレームレート」の項目を探して選択します。忘れずにチェックを入れてください。
フレームレートグラフのプロパティになっていることを確認して、オンスクリーンディスプレイでの表示(オーバーレイ表示)にチェックを入れます。「フレームレート」の右側に「場所 OSD」と表示されたらOK
その他の項目も画面に表示したい場合は、表示したい項目ごとに同様の手順で設定してください。
以上で設定は完了です。
画面上の表示(文字の色、フォント、サイズなど)をカスタマイズしたい場合は、先ほど一緒にインストールしたRivaTuner Statistics Server(RTSS.exe)を起動して設定を行います。
RTSSの設定方法は以下の記事を参照してください。
用途別おすすめ方法
- NVIDIAユーザー & GeForce Experience対応のゲーム → GeForce Experience機能
- Steamのゲームでとりあえず表示したい。文字は小さくても構わない → Steam機能
- 上記のどちらも対応していないゲームでも表示したい。簡単に導入したい → Fraps
- FPS以外にも色々画面上に表示したい。表示画面のカスタマイズもしたい → MSI Afterburner + RTSS
といった感じでしょうか。
私はMSI Afterburner + RTSSを愛用しています。他の方法と比べると少し設定が面倒ですが、ゲームごとに文字の色やサイズ等も変えられるのでおすすめです。
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