Switchで遊んでいたら、突然フリーズして画面が真っ暗になったとか、勝手に電源が切れた(スリープになった)経験はありませんか?
これらの症状は本体の熱が原因であることが多く、対策をせずに使用し続けると故障に繋がる恐れがあります。
メイン基盤の交換が必要になると、1万円以上の出費は避けられません。保証が切れている人は特に要注意です。
この記事では、本体の熱暴走や故障の防止に役立つ、USB接続で簡単に使える冷却ファンや専用ドック(クレードル)を厳選して紹介します。
排気口取付タイプの冷却ファン
Switch専用に開発された、USBのハイパワー冷却ファンです。
本体上部の排気口部分に取り付けて、排熱をサポートする商品になります。
ファンの回転数は300~6000RPMで、300ずつ調整可能です。
小型のUSBファン単体で冷却性能を上げたい場合は、この排気口に取り付けるタイプが一番おすすめです。
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ドック取付タイプの冷却ファン
こちらもSwitch専用に開発された、USBのハイパワー冷却ファンです。
ドック側に装着するタイプで、主にエアフローをサポートする商品になります。
レビューにもありますが、これ単体で本体の熱暴走が改善されるほどの効果は期待できないので注意してください。
あくまでクレードル内部の冷却と、エアフローの改善が目的です。
前述の排気口取付タイプと併用することで、効果を発揮してくれます。
併用するならUSBハブも必要
2つ以上のUSB冷却ファンを使用する場合、USBハブも必要になります。
おすすめはAnkerの4ポートUSBハブです。
ケーブルが長めでコスパが高く、Switch用としても問題なく使用できています。
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冷却ファン付きのクレードル
冷却ファン搭載のSwitch専用ドックです。
本体背面を直接冷却できるのが最大のメリットになります。
USBポートが合計3つ(USB3.0×1、USB2.0×2)搭載されているのもポイントです。
ノートPC用の吸引式冷却ファン
Switch専用の商品ではありませんが、排気口に取り付けて使用できます。
ファンの回転数は5000RPMと控えめですが、カタログスペック以上に風量があり、冷却効果は抜群です。
機能面も優秀で、測定した温度をもとに自動でファン回転数を調整してくれるオートモードが搭載されています。
マニュアルモードにすれば、手動で回転数を13段階から調節することも可能です。
本来の用途であるノートPCはもちろんのこと、PS4やPS5など他のゲームハードにも取り付けられるので、汎用性を求める人におすすめです。
熱対策は必須ではない
熱対策グッズは、本当に必要かどうか見極めてから購入することをおすすめします。
というのも、Switchは旧型(初期型含む)と新型で、本体の発熱量に天と地ほどの差があるからです。
新型モデルを使っていて、フリーズの頻発や強制スリープなどの症状がない場合は、あえて特別な熱対策を講じる必要はないと筆者は考えています。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
お金をかけずに本体を冷やす方法
冷却ファンなしでも、ちょっとした工夫で熱対策はできます。身近にあるものを使って、お金をかけずに本体を冷やすことも可能です。
旧型のSwitchを使っている場合は厳しいかもしれませんが、新型であれば以下の方法だけでも十分だと思います。
本体ドック(クレードル)のフタをあけておく
純正ドックを使用する場合は、USBやHDMIケーブルなどを接続する端子の設置されている部分のフタを開けた状態でプレイするのがオススメです。
フタを閉めると、ドックに設けられた開口部(Switch本体の吸気口用)が覆われてしまいます。
埃がたまりやすくなるデメリットはありますが、エアフロー改善のためフタは全開にしておくことをオススメします。
夏場はクーラーで室温を下げる
高温環境では本体の温度も上昇しやすくなります。
任天堂は35度以下での使用を推奨しています。
夏場は40度近くまで気温が上昇することもあるので、要注意です。
ふつうの扇風機を活用する
省スペース性は皆無ですが、全体を冷やす目的ならコレでも十分です。
わざわざ購入する必要はありません。馬鹿でかい扇風機でも、サーキュレーターでも、USB扇風機でも何でも良いのです。
使う際の注意点としては、本体上部の排気口ではなく、背面を冷やすようにしてください。
ドックカバーを開いた状態で、本体背面の吸気口付近に風を当てると良いでしょう。
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