Beat Saber(ビートセイバー)のカメラ関連MOD「Transparent Wall」を紹介します。
このプラグインを使うと、障害物の壁がフレーム以外透明になります。壁のせいでカメラの視界が塞がれて、アバターやノーツが見えない……といった状況を回避することができます。
※壁の当たり判定は変わりません。
追記:Transparent Wallの機能は、CameraPlusに統合されました。
以下のようなケースでは、Pespiri氏のBSTransparentWallを使ってください
・CameraPlusなしでVR画面の壁を透過させたい ※1
・バーチャルモーションキャプチャーで壁を完全に表示したい(LIVに備わっている、デフォルトで壁を透過する機能を無効化する)
※1 この機能を有効にしている間は、スコアが無効になるので注意してください
Transparent Wallのダウンロード
GitHubで公開されています。
記事執筆時の最新版はv0.1.1です。
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Transparent Wallの導入方法
ダウンロードしたdllファイルを、Beat Saber インストール先の「Plugins」フォルダに入れてください。
コピー元
- TransparentWall.dll
コピー先
- 「Plugins」フォルダ
Oculus Homeの場合: ~\Oculus Apps\Software\hyperbolic-magnetism-beat-saber\Plugins
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Transparent Wallの設定
プラグイン導入後にゲームを起動すると、「UserData」フォルダのmodprefs.iniにTransparent Wallの項目が追加されます。
初期設定
[TransparentWall]
TransparentWall=1
HMD=1
CameraPlus=1
MutiViewFirstPerson=1
DynamicCamera=1
LIVCamera=1
各項目の機能
- TransparentWall:プラグイン全体の機能をON/OFF切り替えます
- HMD:HMD画面でも壁を透明させるか
- CameraPlus:CameraPlus使用時のON/OFF切り替え
- MutiViewFirstPerson:MultiView使用時のON/OFF切り替え
- DynamicCamera:DynamicCamera使用時のON/OFF切り替え
- LIVCamera:LIVCamera使用時のON/OFF切り替え
HMD
HMD=1にすると、HMD(プレイヤーのVR画面)に表示される壁も透明になります。0だと無効です。
この機能は「NO FAIL」モードのみ有効です。通常のゲームモードでは強制的に無効になります。
その他の項目について
CameraPlus、MutiViewFirstPerson、DynamicCamera、LIVCameraの4項目は、それぞれプラグインやソフトごとにTransparent Wallの機能をON/OFF切り替えるための設定です。
ただ、MutiViewFirstPersonは0にしてもマルチビュー画面の壁が透明になったままでした。一部の設定は機能していないかもしれません。
まとめ
障害物の壁がフレーム以外透明になるプラグイン「Transparent Wall」の紹介でした。
現在のBeat Saberでカメラのウォール対策をするなら、このMOD以外に選択肢はありません。(※1)
CameraPlusを使う場合は、一緒に導入することをオススメします。
(※1)カメラが壁を自動で回避してくれる「Dynamic Camera」という似た用途のプラグインもありましたが、残念ながら更新されておらず本体アップデートにより使えなくなりました。
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